祖母の健康寿命

「健康寿命」という言葉をご存知だろうか。これは、ただ単に生きている期間ではなく、自立した生活を営むことができる期間のことを意味する。今大きな問題となっている介護者の負担を減らすために、この健康寿命を伸ばすことが推奨されている。

「寿命」とはまったく異なるものであることはよくわかると思う。「健康である」ことが重要だ。もっと言えば「働ける状態」であるとベストなのかもしれないが、「寝たきり」よりも「介護者の手を借りずに生活できる」ことはずっと良い状態だ。

ここで私のお婆ちゃんの話をさせてもらおう。お婆ちゃんは80歳を超えるが、バリバリに働いている。外で働いたことがないため、少し自己中心的な性格であることは否定できないが、畑をたがやして野菜を作り、田んぼに水を引いて稲を育て、そうして得た実りを市場に出して売りさばいている。

はたまた、ちょっとした土地を売るといったような取引のようなこともやっている。
そんなパワフルお婆ちゃんが、健康診断で身体組成計(筋肉量などを測定する機械のこと)で測ってみたところ、なんと身体スコアが80点だったのである!ちなみに、バリバリのスポーツ選手は75点程度である。

健康の秘訣はなんだろうと考えてみたが、やはり「適度な運動」かもしれない。
なぜなら、食生活は私よりも偏食だからである。

少し耳は遠くなったが、お隣さんと楽しそうに話しているのをみるとホッとする。
まだまだ健康寿命が伸びそうなお婆ちゃんに、高齢者の鏡となることを期待したい。

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