たくさんの趣味

私は「趣味が多い」ことを自覚している。学校やサークルで自己紹介をするときに、「趣味は?」と聞かれると決まって「パソコンですかね…」と微妙にごまかして答える。自己紹介で「趣味はないです。」と言っている人を見ると「嘘つけ!」と思ってしまうほどである。

私の趣味を列挙すると、「インターネット」「イラスト鑑賞」「イラスト作成」「音楽鑑賞」「音楽作成」「ゲーム」「ゲーム作成」「動画鑑賞」「動画作成」…と、あらゆる娯楽をちょっとずつかじっている状態である。これらを全部まとめて「パソコン」と言い表しているのである。

例えば漫画を例に挙げると、「面白い漫画」を見ると「面白い!」と思うと同時に「私もこんな面白い漫画を描いてみたい」という考えに至ってしまうのだ。私にでもできるんじゃないか、という考え方はおごりだが、好奇心旺盛なところはまあ、別にいいのではないかと思っている。

それが音楽にも動画にも、そしてゲームにも発展していき、パソコンだけではすべての趣味を管理しきれなくなってくる。こんな風に自分の中でごちゃごちゃすると、ふいに読書をしたくなる。長編小説を読んだり、短編小説を読み漁ったり…。こうして趣味が新たな趣味を呼ぶのである。

趣味の多い人は、飽きっぽいという自論がある。実際私もそうだからだ。のめり込むときは奥深くまで首を突っ込むが、飽きるとさっぱり手をつけなくなる。そして色々なものに首を突っ込んでは飽きるを繰り返し、最後には過去に飽きた趣味に戻ってくるのである。

傍から見れば「適当なやつだなあ」と思うだろうが、本人にとっては楽しいのである。

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